2012.05.01

陸前高田市 一般住宅沈下修正工事及びクラック補修工事

陸前高田市でもこちらは高台に住居を構えておりましたので津波の被害はありませんでしたが

地震の影響により、建物(基礎)の沈下と基礎部分と間知ブロック(石垣)にクラックが生じ、その

補修工事を施してきました。

 

お客様は当初「いわて生活協同組合 住宅営繕リフォーム」に依頼しておりました。その協力業

者から専門分野の依頼があったわけです。

当社の個人的ではありますが、COOP会員なのです。しかしCOOP様のHPも拝見したことがあり

ませんでした。。。様々な分野での取組や活動をしておりますので是非ご覧ください。

今回下請けということでしたが、下請けにもメリットがあります。その一つに技術(商品)を探したり

選ぶ手間などはすべて元請けさんが行ってくれるのです。私たちはその手間暇かけて選定した

材料を頂き施工するのです。そうです、今度は私たちの商品(技術)として使用できるのです。

こうした経験ができるのが下請けのメリットの一つに挙げられます。

で、今回使用する材料がこちらの「基礎きょうこ」という商品です。

 ↓↓↓実際の建物と施工状況がこちら↓↓↓

 クラック部分に充填するノズルを差し込み、材料がこぼれないように事前にクラック部分を塞ぎます。

硬化後(約2時間)ノズルに専用の注入器を使用し充填します。

↓↓↓こちらは沈下修正と基礎内部での作業↓↓↓

 

一般住宅の床下高さは30cm~45cm程度しかありません。私たちは自衛隊さながらの

匍匐前進で作業を行います。18年間もこのような作業環境に置かれれば慣れるもんです。

このほかに今回は数センチ建物(基礎)が沈下したという事で、基礎耐圧版沈下修正工法

と、基礎土台切離し沈下修正工法の2つの工法を用い施工致しました。

通常は地盤調査を行い、データ結果から地盤の強度・土質・支持層の高さなどを考慮し、

工法を決定します。現場によってはお客様の意向を考慮しできる範囲内で最大限の技術を

提供いたします。

車を例に挙げてみますが、レクサスといった高級車に乗りたい方(買える方)やカローラ(表

現が不適切でしたらスミマセン)クラスで十分満足している方がいます。人それぞれに考え方

があるように満足の度合いが違うのです。それぞれの環境も全くちがいます。

高い費用をかけた工事がすばらしい工事かといえばそんなことはありません。

私たち施工者は現場に応じ柔軟に対応し、これまでの経験と技術を生かしながら、知恵を出し

お客様に満足して頂く工事をしなくてはいけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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